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不安の仕組み

不安は、生存本能に伴って生まれる感情です。

例えば、環境の変化に対して不安が生じるのは、
「今まで生きてこられたのだから、今までどおりにしていれば生きていられるのに、環境を変化させたら、生きられるかどうかわからないよ」
という、生存本能からのメッセージです。

不安感情が強い人は、その強い不安が苦しさにつながっていることと思います。

しかし、不安そのものは、自分自身を生存させるための大切な感情ですので、不安感を否定しないことが大事です。

そこで、不安と仲良くする考え方を2つ紹介します。

1つ目は、
「不安は、今のままではいけないと考えている自分がいて、挑戦をしようとしているから生まれている感情である」
という考え方です。

「不安がある=挑戦している」ということです。

自分にとって大切な存在である誰かが挑戦をしていたら、
「挑戦していてすごい!」「うまくいってほしい」「無理はしないで」
といったメッセージを伝えたくなると思います。

不安を感じている自分自身にも、同じメッセージを伝えてみてください。

もう1つの考え方は、
「未来を予測する知能指数が高い人ほど、不安感が大きくなる」
という考え方です。

「不安感が大きい=頭が良い」ということです。

「こんなに強い不安を感じるなんて、自分って頭が良いんだな」
と、意識してみてください。

そして、上記の2つの考え方を組み合わせて、
「不安感が強いのは、挑戦をしようとしている賢い自分が、頭が良すぎるがゆえに、本能レベルでリスクを回避しようとしているんだな。さて、どうしよう?」
といった自問自答をします。

​挑戦するのも、リスクを回避するのも、どちらも生きるための選択肢で、どちらも間違いではありません。

不安感情を抑えつけようとするのではなく、仲良くなっていくことで、不安感情を抱きながらも、大きな支障がなく日常生活を過ごせるようになります。

また、もし「胸がドキドキするような緊張を伴う不安」を緩和したい場合は、当ホームページの『緊張の仕組み』というコラムもご参照ください。

​「不安で考えすぎて頭がグルグルまわってしまう」という状態でお困りの場合は、『考えすぎを和らげる方法』というコラムもご参照ください。


不安によって苦しい時もあると思いますが、「不安」や「不安を感じている自分」を否定せず、「不安と仲良くなること」を選択肢の1つとして、ご記憶にとどめていただければと思います。
 

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