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がん保険の選び方

保険という商品は、専門性が高く、「何を基準にどう選べばいいのかわからない」という声を耳にします。

保険料(保険商品の料金)が「高い・安い」のには、理由があります。

今回は、「がん保険」に特化して、3つの「高い・安い」理由をお伝えさせていただきますが、この3つの理由を明確に把握している保険営業担当者は、経験上、1000人に1人くらいしかいません。

ほとんどの人が知らない情報となりますので、新たな選択基準になれば、幸いです。

がん保険が「高い・安い」理由

①がんの診断確定方法
保険会社は、医師が書いた診断書を見て、「がん」と認定して給付金を支払うのですが、給付金支払いの対象となる「診断確定方法」が、2パターンあります。

A:病理組織学的所見、細胞学的所見、理学的所見(X線・内視鏡等)、臨床学的所見、手術所見またはその他の所見が、給付金支払いの対象となる
B:病理組織学的所見(生検)のみ、給付金支払いの対象となる


例えば、膵臓がんの疑いで検査をする際、病理組織を採取すると膵炎を引き引き起こしてしまうおそれがあるため、内視鏡検査(理学的所見)で、膵臓がんと診断確定したとします。
この場合、Bパターンでは「がん」と認められず、「がん」に関する保障の給付金は支払われませんが、Aパターンであれば、給付金が支払われます。

検査技術が進歩すればするほど、身体に負担がかかる病理組織学的所見(生検)ではない方法によって診断確定をする機会が増えることが予測されるため、Bパターンの「がん保険」は、給付金が支払われない確率が高くなります。

よって、同じ保険商品の内容でも、Bパターンの保険会社にくらべて、Aパターンの保険会社の方が、保険料が高くなります。

②ティーペック株式会社と提携しているかどうか

ティーペック株式会社とは、より適切な治療方法を紹介する「セカンドオピニオン」を行っている会社です。

ティーペックの「セカンドオピニオン」の実例を紹介します。

30代の男性が、右眼の裏側に「がん」を患いました。
その男性が、東京都にある有名な病院で治療方針を聞いたところ、「手術を右眼球の全摘する」という治療方針を案内されました。

顔の形も変形してしまうということで、とても怖さを感じたそうです。

そこで、ティーペックの「セカンドオピニオン」を利用してみたところ、千葉県にある「先進医療を実施している病院」を紹介されました。

その病院が行っている先進医療は、「重粒子線治療」という名前で、「3方向から粒子線を打って、その3つの粒子線が重なったところ」にだけ大きな効果をもたらして、右眼を傷つけることなく、ピンポイントで「がん細胞」のみを消滅させるという治療でした。

男性は、その先進医療で「がん」の治療を行い、無事に寛解となりました。

この「セカンドオピニオン」を行っているティーペックに、個人で契約をすると、「入会金55,000円」と「月会費11,000円」が発生します。

しかし、ティーペックと提携している保険会社の商品を契約すれば、上記の費用を負担せずに、「セカンドオピニオン」を利用することが可能になりますが、その分、その保険会社の商品の保険料は高く設定されています。

つまり、
A:ティーペックと提携している保険会社の商品
B:ティーペックと提携していない保険会社の商品

では、Aパターンの方が保険料が高いということです。

③治療給付保障と診断給付保障のどちらが主契約か

保険は、主契約(メイン部分)と、特約(オプション)によって構成されており、「特約のみを契約して、主契約は契約しない」といったことができません。
特約を契約したいのであれば、主契約の契約が必須です。


治療給付保障とは、「手術・放射線・抗がん剤・ホルモン剤」で治療をした場合に、保険会社が給付金を支払う保障です。
診断給付保障とは、「がん」と診断されたら、保険会社が給付金を支払う保障です。

ここでのポイントは、医療技術の進歩とともに、「手術・放射線・抗がん剤・ホルモン剤」による治療が行われる確率が減少していくという観点です。

実際、免疫療法やBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)といった、新しい治療方法が開発されてきています。

つまり、がん保険の「治療給付保障」は、「支払われる確率が減少するかもしれない」ということです。

その「治療給付保障」を「がん保険」の主契約にしていた場合、「費用対効果が悪いから解約しよう」と思っても、主契約を解約したら、特約の保障も解約することになります。

一方で、「診断給付保障」を主契約にして、「治療給付保障」を特約にしていた場合は、「治療給付保障」の部分だけ解約することが可能になります。

保険会社としては、「今後、治療給付保障の給付金支払いが減るであろう」という予測を立てており、それゆえ、「治療給付保障」を主契約とした「がん保険」は、保険料を安く提供できるという訳です。

つまり、保険の内容としては同じでも、

A:診断給付保障が主契約
B:治療給付保障が主契約

では、Aパターンの方が保険料が高いということです。

ここまでを整理しますと、

①がんの診断確定方法
A:病理組織学的所見、細胞学的所見、理学的所見(X線・内視鏡等)、臨床学的所見、手術所見が、給付金支払いの対象となる
B:病理組織学的所見(生検)のみ、給付金支払いの対象となる


②ティーペック株式会社と提携しているかどうか
A:ティーペックと提携している保険会社の商品
B:ティーペックと提携していない保険会社の商品

③治療給付金と診断給付金のどちらが主契約か

A:診断給付保障が主契約
B:治療給付保障が主契約

以上の選択基準があり、①②③のすべてがAパターンの「がん保険」は保険料が高く、逆にすべてがBパターンの「がん保険」は保険料が安い訳です。

保険を特集した雑誌やインターネットの記事で「がん保険」を比較する際、上記の①②③には触れることなく、商品の優劣が決められています。

そして、「保障内容が良くて、保険料も安いから、ランキング上位」という「がん保険」が、実は①②③がBパターンであることが多いのです。

ファイナンシャルプランニングで、ご相談者様がご契約中の保険の確認をさせていただくと、本当は、①②③のいずれか(または全部)がAパターンであることがご希望であるのに、保険営業担当者からの情報提供が行われないために、Bパターンの「がん保険」をご契約されているという症例によく出会います。

保険料が「高い・安い」のには理由があり、その理由を把握した上で、ご自身に合った保険を選択することが大事です。


上記のような保険の選び方にご関心を持たれた場合は、ぜひcocofiのファイナンシャルプランニングをご活用ください。
 

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