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​考えすぎを和らげる方法

cocofiにご相談をされるクライエントさんの中には、
「うつ病を患っていて、メンタルクリニックの先生の指示に従ってしばらく休んでいるけど、症状が改善しない」
というお悩みを抱えている方が、しばしばいらっしゃいます。

そういったお悩みを抱えているクライエントさんに、お話を掘り下げて聞いてみると、1つの傾向があることがわかりました。

その傾向とは、「脳を休ませていない」ということです。

会社や学校を休むことで、「体を休ませること」はできているのですが、考える時間がかえって増えてしまっており、脳の活動が活発になっていることで、疲労感や倦怠感も増してしまっているのです。

「うつ病は、まじめな人がかかりやすい」という話がありますが、まじめな人は考えすぎる傾向があります。

この「考えすぎ」を和らげることによって、脳を休ませることができ、疲労感や倦怠感が減少し、うつ病が改善していくという症例は多いです。

しかしながら、「どうしたら考えすぎが和らぐのか」を、具体的に示してくれるメンタルクリニックやカウンセラーは少ない模様です。

そこで、「考えすぎを和らげる方法」を3つ案内させていただきます。

①触覚を使って、意識を未来や過去から現実に戻す
 考えている時、意識は未来や過去に向いていることが多いです。
 そこで、その意識を現実に戻すために、手足や体の触覚を利用します。
 例えば、空気の温度や洋服の肌触りに意識を向けたり、飲み物を飲んだりして、「暑い・寒い・熱い・冷たい・固い・柔らかい」といった、触覚で伝わってくる情報を感じるようにします。
​ 片方の手の指で、もう片方の手のひらの手相の線をなぞってみるのも、意識を現実に戻すのに有効です。

②体を動かす
 体を動かすのと、物事を深く考えるのを両立するのは難しいです。
 例えば、全力で走っている時に、考えを深くするのは難しいはずです。
 筋力トレーニングやランニングのような運動も良いですが、散歩や掃除といった体の動かし方でも大丈夫です。
 理想は、太い血管が走っている足を動かすことですが、難しい場合は、もの作りのような指先を動かすようなことでも大丈夫です。

③紙に考えを書き出す
​ 考えすぎている時は、同じことを何度も考えていたり、漠然としたことをグルグル考えていたりします。
 脳の中で混乱が起きているような状況ですので、考えていることを紙に書き出すことで、脳の中を整理します。
 これは「感情ラベリング」という手法です。
 脳には、「恐怖や不安の司令塔」と言われる、「扁桃体(へんとうたい)」という構造があります。
 この扁桃体の過活動を抑えるのが「感情ラベリング」で、脳科学的にも実証されている手法となります。

以上、3つの方法を案内させていただきましたが、大事なことは「考えすぎている自分を否定しない」ということです。

自分や他者をより良くするために、たくさん考えているのは素晴らしい個性です。
その個性を否定するのではなく、「考えるのをちょっとお休みするコツ」や「豊富すぎる考えを整理するコツ」を見つけることに意識を向けていただければと思います。

​cocofiでは、その「コツ」を見つけるお手伝いをしていますので、ご自身で「コツ」が見つからない場合は、ぜひcocofiのカウンセリングをご活用ください。

 

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