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​変わりたいのに変われない理由

​「変わりたいのに変わることができなくて、私は意思が弱いんです」
といった、お悩みを聞くことがあります。

実は、「変わりたいのに変わることができない理由」は、意思が弱いからではありません。

「恒常性」と呼ばれる、「生物における今までどおりに引き戻そうとする働き」の強さや、その「恒常性」との向き合い方が、変わるか変わらないかの要因になっているのです。

「恒常性」は、「ホメオスタシス」「ホメオスターシス」「サボタージュ」「リミッティングビリーフ」「内なる妨害者」など、分野によって表現する言葉が異なりますが、当コラムでは「恒常性」という言葉を用いて説明をさせていただきます。

「恒常性」は、身体的な観点では、
・体温を平熱に戻す
・血液量を一定にする
といった働きをします。

日常生活の観点では、
・毎日同じ順序で身じたくを整える
・家から駅まで行くのにいつも同じ道を歩く
・よく行くお店で、いつも同じものを買う
といった例が挙げられます。

「今まで生きられたのだから、変化をしなければ生きられる」ので、「変化をさせないようにする」のが、「恒常性」です。

例えば、ダイエットや勉強などが三日坊主になる傾向がある人は、
「そんなに自分に負荷をかけて苦しい思いをしていたら、生きられるかどうかわからないよ」と、「恒常性」が「今までどおり」に引き戻しているのです。

この「恒常性」を踏まえた上で、自分を変えていく方法が、
「筋肉に新しい恒常性を徐々に覚えさせること」
です。

皆さんは、スマホの操作をする際に、「スマホをこのくらいの高さに持ち上げて操作する」というような意識をして、スマホを操作しているでしょうか。

おそらくなにも考えずに、いつも同じような高さにスマホを持ち上げ、操作しているはずです。

これは、筋肉が「恒常性」として、自分にとってちょうどいい高さを覚えていて、いつもその高さにスマホを持ち上げてくれているのです。

この仕組みを利用します。

ダイエットや勉強など、変わるための取り組みを、まずは自分が理想としているやり方で取り組みます。
何日かして、「恒常性」によって、その取り組みをやらない日があったとします。
「取り組みをしなかった自分」を、「意思が弱い」など、否定することがないようにしてください。
ここで大事なのは、「筋肉に新しい恒常性を徐々に覚えさせること」です。
また次の日でも、次の次の日でも構いませんので、取り組みを「再開」します。
量の負荷が厳しいようであれば、数を減らしても問題ありません。
「取り組まない日」と「再開する日」を繰り返しながら、徐々に、筋肉が「新しい恒常性」を覚えていきます。

この「新しい恒常性」が定着すると、「取り組まないこと」に抵抗感が芽生えるようになり、「取り組むことの方が心地良い」という感覚になります。

「取り組まない日と再開する日を繰り返しながら、筋肉に新しい恒常性を徐々に覚えさせる」という意識で取り組んでいただくことで、自分を変える確率を上げることができます。

もし、「変わりたいけど、新しい恒常性を定着させるのが難しい」という場合は、cocofiのコーチングをご活用ください。

 

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